キャバクラにはまってお金を借金してしまった社長の話

私の勤める会社は5人程度の小規模の会社です。それでも人並みの生活ができるぐらいの給料がもらえていたのですが、残念ながら今年の春に倒産してしまいました。というのも社長が遊びを覚えてしまい、つぎ込んでしまったのです。もともとまじめで仕事しかしらず、遊びといっても夜な夜なバーで飲むぐらいしか趣味の無かった社長だったのですが、どうしてもお客さんを接待する必要があり、どこへ行けばいいのかわからず、行きつけのバーテンに相談したところ、キャバクラを紹介されました。それが間違いの始まりだったのです。当日は私は行かなかったのですが、お客さんはもちろん社長もかなり楽しかったようで、翌週から毎週のように仕事が終わってから出かけるようになってしまいました。それでも2、3時間飲む程度だったのですが、残念ながら最初だけだったようです。絵に描いたようにキャバクラに嵌ってしまうダメ人間のような感じで、週に1回だったのが2回になり、指名も入れるようになってしまったのです。指名をいれるようになり、特定の女の子に入れあげるようになるとますます頻繁に通うようになり、しかもアフターや同伴もするようになりました。何度か一緒に行くことがあったのですが、もうベタベタというか完全に惚れこんで、しかもお金があるカッコいい紳士のような振る舞いをしているのです。その姿を見てかなり不安になった私ですが、もちろん私の言うことなんて聞くはずはありませんし、私もさすがに社長に忠告する気にはなれません。次第に仕事にも影響が出るようになり、どんどんと会社に出てこなくなってきました。少し経理も見ていた私ですが、会社の業績がどんどんと悪くなってきましたが、それ以上に経費や交際費が上がってきたので経営を圧迫するようになりました。借金も銀行からしてようやく給料が払えるような状態でしたが、段々と雲行きが怪しくなり、不審なところからもお金を借りるようになってきたのです。ある日ぽろっと社長が話をしていたのを聞かされたのは、店の女の子に現金を200万円渡したとのこと。両親が病気で苦労してるらしい、本人も頑張ってる、とりあえず今お金が必要だ。どこかで聞いたことのある、完全に騙されるパターンなのに、社長は全く周りが見えておらず借金をしてそのお金を作って渡してしまったようです。そのころからさらに会社は急速に経営が悪化し、ついに私を含めた全社員が解雇となりました。それから多額の借金をかかえた社長ですが、どうなったのかは知りません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です